アメリカンイーグルが日本進出;ホワイトスペースはどこに?

Happy Merry Christmas!

私のもとにもサンタさんがやってきて、
無事に最高のクリスマスを迎えることができました。

世界一サプライズ上手なサンタさんにもらったのは、
念願の!念願の・・・・・・・!!!!

Macbook air

外での作業用PCとして、ここ一年ぐらいずっと欲しかったので、
本当に感謝感激の言葉しかありません。

これで私もスタイリッシュに仕事が出来るぞー!
早く外に持ち歩きたくて、ウズウズしている今日この頃です。

さて、街はすっかりクリスマスモードですが・・・
来年の春から日本の街をアメリカ色に彩ってくれる
ファッションブランドがあるのをご存知でしょうか?

アメリカのカジュアル衣料3位、
アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)です!

 

12月23日に発表されたニュースによると、
アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)は来春4月に、
東京・原宿とお台場に1,2号店を開業。
どれも大型店舗となるようで、冬には東京・池袋にも出店する予定だそうです。
2013年度以降も、年3店前後のペースで出店をし、
東京を中心に2014年までに計10店にまで拡大!
日本では100億円もの売上高を目指しているそう。

アメリカン・イーグルといえば、10~20代の若者たちに人気のブランド。
なんと米カジュアル衣料では、
GAP、Abercrombie & Fitchに次ぐ、三番手に位置していて、
「日本に進出していない最後のカジュアル衣料大手」とも言われていたようです。

 

 

こういった海外のカジュアルアパレル店は、
在庫を持たずに商品展開のスピードを速くすることでコストダウンし、
それによって叶えられた”デザイン性が高いのに、低価格!”という
「ファスト・ファッション」として、すでにH&MやZARAなどでお馴染みですよね。

2008年以降、相次いで日本に進出し、
最近では都心だけではなく、郊外にも店舗を広げています。
(ちなみにH&Mは来年の冬までに、現在の2倍の30店に店舗数を増やす見込み)

AEOを除く、ほとんどの米大手アパレル店が日本へ進出していたなんて・・・!
海外展開を積極的に行っているUNIQLOなどの競合がいるにも関わらず、
日本にはあまり無いデザイン性の高さを引っ提げて
続々!国内市場へ乗り込んできているんですね。

 

 

この「ファスト・ファッション」と呼ばれる市場・・・

ほんの少し前までは、数あるビジネス書などにも
「これまでとは違うビジネスモデル」として大きく取り上げられてきましたが、
今やすっかり頻出で、「またこのパターン・・・?」とすら思わせられるもの。

特に、企業が飛躍的な成長を遂げるためには、
中核となる事業領域「コアスペース」の外側にある
「ホワイトスペース(空白)」に進出しなければならない、と
ビジネスモデルの4つの基本要素を打ち立てた「ホワイト・スペース戦略」。

 

ホワイトスペース戦略 
ビジネスモデルの<空白>をねらえ/マーク・ジョンソン
¥1,995
Amazon.co.jp

ホワイトスペースとは、【市場の空白】。
ビジネスモデルのイノベーションを通して、
まだ誰も狙っていない、市場の空白に進出しよう、
まだ未開拓のターゲットに商品やサービスを届けよう、というもの。

かの有名な【ブルーオーシャン戦略】と少し似ていますが、
「ホワイトスペース戦略」では、ビジネスのアイディアを生み出すようなものだけではなく、
それを実現するための利益獲得の仕組みまで考えた
「ビジネスモデルの”4つの箱”」というアプローチを使っています。

 

①~④の順番で、秩序だったプロセスを通じてこそ、
コアスペースの外側に目を向けることができるというお話。

コアスペースから、あえてハズすことで成功した企業のケースとして、
この一冊では、スペインの起業家である
アマンシオ・オルテガのケースが紹介されていました。

「場違いでなく古臭くない服装をし、異性を惹きつけ、
自分に自信を感じ、周囲の人たちに強い印象を与えたい」
・・・そんな顧客の抱える問題を解決しようと生んだ、
お馴染みファッションブランド、ZARAのお話です。

 

その戦略や、良い商品を低価格で販売する手法などには
誕生当初は驚かされていましたが、今となっては昔の話。
今回のAEOはもちろんのこと、最近の外資系アパレル企業のほとんどは
同じような手法をとるもので、もはや「中核から外す戦略」というより、
「成功パターンの中核」とすら言えるのではないでしょうか?

H&M、FOREVER21、GAP、Old Navy、A&F、、、
どこも同じような戦略で、ホワイトスペースどころか、
競合たちがひしめき合い、血で血を争うようなレッドスペース。

「ホワイトスペース」なんて夢のような話は、誕生当初だからこそ実現した話で、
同じ手法で戦おうとする競合たちが現れれば
次第に衰退していってしまうものなの?

そんな風に疑問を感じても、不思議ではありませんよね。

 

 

しかし、何か方法があるはず。
一番分かりやすいのは、やっぱり競合たちの様子を見ながら
自社の「顧客価値提案」を、絶えずアップデートしていくこと。

では具体的にどんなアップデートの仕方があるでしょうか?

もう一度、「ホワイトスペース戦略」でポイントとなっていたフレームワーク
「ビジネスモデルの4つの箱」を見てみましょう。

 

 

この「4つの箱」では、一番最初に「顧客価値提案」があり、
それに合わせて全ての連鎖する要素を変えていくというものでした。

では、そもそも「顧客価値」とは?
全ての中核となる、「顧客価値」についてもう少し深く見てみましょう!

詳しくは、私の尊敬している師匠の書籍を読んでいただくのが、
どんな説明を聞くよりもスッキリ!来るかと思うのですが・・・
(持っている方は、P.93あたりを読んでみてくださいね!
 「顧客価値創造における体系的意思決定」の項です)

 

ビジネスモデルのグランドデザイン―顧客価値と利益の共創/川上 昌直
Amazon.co.jp

顧客の支払意欲(WTP ; Willingness To Pay)は、
「顧客が誰であるのか」、そして
「どのような価値(解決方法)を欲しているのか」
という要素で決定する。
彼らがその解決方法をどれほど欲しているのかによってWTPは変動する。

また、別の観点から見れば、
「〇〇という成果を約束する」ということを訴えるものでもある。

すなわち、当該ビジネスが提案する顧客の問題解決や
ライフスタイルの改善とその成果を定義することである。
それには、顧客が誰であるのか、
そして当該顧客が抱える問題点、
さらにわが社であればどのようにそれを解決するのかということを
明確にする必要がある。

ふむふむ、なるほど。
これまでよく聞いてきた「ニーズ」という言葉とは随分違うような気がします。

「今一体、何が必要とされているのか?」だけではなく、
それが誰の何を解決するものなのか?どのように解決されるのが適切なのか?
・・・その提供プロセスまで含めて考えなければ、
適切な「価値提案」をできるとは言えないんですね。

特に、アパレルのように「売り切り」で
お客さんとのお付き合いが終わってしまうような業界では、
商品そのものだけではなく、その商品が
「どのようにお客さんの問題を解決するのか?」
「どのようにお客さんに提供されるのか?」という
”商品販売のその後”に注目したマーケティングが必要なのでは?と考えてしまいます。

以前、
「売れない市場で稼ぐ方法は、紳士服 はるやまが教えてくれた」という記事で、
「全く売れない商品を売るための魔法」ではなく、
今ある成熟した現状を、もしくはかつて成功していた企業を、
いかにして第2の成功ステージへ繋げるか?という
戦略のヒントをご紹介していました。

この企業は、もしかすると、未来の「ファストファッション企業」の姿なのかも?

イノベーションを生み出して、ホワイトスペースを開拓すること以上に、
「いかにしてイノベーションを刷新しつづけられるか?」が
今後の戦略のポイントになってくるのではないでしょうか?

タイトルの質問「ホワイトスペースはどこに・・・?」
その答えは、既存事業を追いかけているだけでは見つからないのかも知れません。

 

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