「ノマドワーカー」たちはどこへ消えた?

ノマドワーカーたちは遊牧民らしく、そっと何処かへ消えていった

本当にこの記事、話題になってましたよね。


ノマド

イラストは「HPを作る人のネタ帳」より引用

本当に、一瞬の「波」となったようにも見えるノマド論争。
そして実際にその「波」に乗ってその勢いで会社を退職したり、
新たな道を切り開いた人たちが今になって
あれはなんだったのか?」というのも無理はありません。

なんだかあの不思議な「自分にも出来るかも!?」という
ある種の自己啓発のようなムーブメントをきっかけに、
痛い目に遭った人たちが、この1,2年のうちに出てくるだろうなと。

そう思っていたら、案の定、という感じだったからです。

 

一年以上前に書いていた「私のノマド論」

nomad

ノマド?フリー?自分の”働き方”を夢見る前に」という記事、
見返してみると、かれこれ1年以上前に書いてました。

あの頃から手段の目的化をすると
エライ目を見るよ的なことを書いていました。
実際のメディアでは「自由!」「誰にも縛られない!」
「自分らしい生き方!」というところばかりを取り上げられていましたが、
実際フタを開けてみると、びっくり。

100%自由な分、100%の責任が発生する。
だけどその責任を助けてくれたり、
大変さを教えてくれたりするそんな人は一人もいなかった。
だって「ノマド」のカリスマたちは、
「ノマド」という言葉が人気になればなるほど、
「ノマド」に憧れる人が増えれば増えるほど、
仕事が増え、有名になっていったのだから・・・。

「どんどん羊の毛を刈られているような・・・そんな気分だった」
だからまず、多様化、大きくなくてもいいので、収入源の分散化を最初に考えないといけない。勿論、あの時それを最初に教えてくれる人など誰もいなかった・・・。とのことです。

この話題になった記事の中では
「ノマドという死語」と書かれていますが、未だ私のまわりや、
若者たちの間では、この言葉に強く反応する人たちもいるわけです。

 

「夢」という言葉を使わないでください

この「ノマド」という一つの働き方、手段について考えるときに、
私が一番に参考にしたのは、ノマドワーカーたちの本や、ノウハウ本ではなく、
楠木健先生が書かれて、とっても話題となった「ストーリーとしての競争戦略」でした。

自分にとって衝撃的だった話は、
楠木先生が職場の仲間と、これから社会に出る若者を対象に
パネルディスカッション形式の講演をされたときの話。

若者は自分の夢を語ります。
「ある分野の資格を取って、専門能力を身につけたい」とか
「グローバルに活躍できる人材になりたい」とか
「ベンチャー企業を興して起業家として成功したい」とか、そうした話が出てきます。

そこで パネリストの一人だった小林三郎さんがこういいました。

「それは個人の【欲】です。【夢】という言葉を使わないでください」。

これを読んではっとさせられたのは、私だけではないはず。

夢と欲の違いは、自分で説明できますか?

 

”縛られることの自由”を知った?

元の記事では、以下の部分が私にとっては一番刺さりました。

「会社という小さな組織程度での競争で勝てない奴が、結局日本中、世界中を相手に競争できるわけがなかった」

どれほどの技術、どれほど特化したスキルを持っていても、仕事を引っ張るだけの競争力やネットにおいてプロモーションする力がないと、結局スキルを発揮することすらさせてもらえなかった、という事です。
「正直今の会社にいるほうが、技術を生かしてくれる上司に恵まれていて、自由に仕事をさせてもらえてる」と言います。
「なんでも自由は自由ではなく、その部分だけ自由でやらせてもらう事に感謝しなければならなかった」

「組織の中で大嫌いだった上司も、ノマドを経験してからはとても素晴らしい存在だと気がついた。彼らは監視し、注意し、どなったりもするが、それらをやった上で失敗した場合は、責任は全て上司がもち、守られている」

100%の自由には、その何倍もの責任が伴う..
それに気付かずに、ただ「自分は縛られるのはイヤだ!」なんて言っているのは、
本当の意味での厳しさを分かっていない証拠なのかも・・・?

・・・と。

結局すべて、世の中の「リアル」が分かっていなかったからこそ、
出てきてしまった問題であり、そうなるまで気付かなかったことでもありますよね。

とはいえ、この記事のラストは結構秀逸で、
結局どんな道を選んだにしろ、ノマドになって失敗したにしろ、
ノマドになってそのままフリーランスとして活躍しているにしろ、
「ノマドになってよかった」という言葉を残しているというところ。

「絶対嘘やろ!?」なんて思ってしまいましたが(笑)
なんというかこれって「ノマドになる」ための第一条件が
自分の将来や毎日の仕事に対して楽観的になることであり、
強度のポジティブシンキングが身にしみている証拠でもあるような。

まさにそれを表しているような気がして、なんだか皮肉な感じがしました。
皆さんは、どう想いますか?

さてさて。

というわけで、最後はちょっとだけ宣伝。

今日はこんな記事を見て、改めて、来週の火曜日に開催予定の
マジコウのこんなイベントに向けての期待も高まりました。

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先着40名の限定イベントでしたが、
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ノマドになりたい!と夢見る方も、
ノマドってなに?という方も、なんだかちょっとだけ興味のある方も、、、
ぜひそのリアリティを学び、気付き、本当に中身のある
ビジネスパーソンになる機会になりますように・・♪

ぜひぜひ、皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています!

最後まで読んでいただき、有難うございました!

As I Am.
Ray

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