「マズローの欲求階層説を知ったところでどうなるの?」を考える。(2)

おはようございます。
ますます寒くなり、ベッドから出るのが辛い季節ですね。
そんなとき皆さんは、一体何を考えれば、気持ちを立て直すことができますか?

人は何のためなら頑張れる?を考える、
マズローの欲求階層説に関する記事の続編です。

(まだ前編を読まれていない方はコチラから)

皆さんが「頑張れる理由」はどこにありますか?
アメリカの心理学者であるマズローは、今から何十年も前に
「自己実現理論」とも呼ばれる、この5段階の欲求階層説を定義しました。

人々は、何のためなら頑張れるのか?楽しさ?働きがい?お金・・・?
上記のピラミッド型にしたがって、ひとつずつ簡単に紹介していきます。

【生理的欲求】とは、人間の基本的な本能に従う、生理的な欲求。

たとえば今、「1日かけて街中を掃除してきて!500円あげるから!」
・・・と言われたら、やりたいと思えるでしょうか?
このブログを読んでいる皆さんなら、思わないかも。
だけど、仕事も住まいもない人なら?

⇒ 生理的欲求をモチベーションに働く人は、
今日、昼ごはんを食べれるかどうか、今夜、眠るところがあるかどうか・・・
人間が生きていくために最低限必要な衣食住、
つまり、生理現象を満たすために頑張ることができます。

そしてそれが成熟すると生まれるのが、【安全欲求】
これは、安定の欲求とも呼ばれ、先ほどの生理的欲求が
継続的に(安定して)満たされることを示します。

今食べるものがあるならば、今寝る場所があるならば、
それを安定させたい、継続させたいという想いが生まれるわけです。
これを具体的に表している行動が、就職や終身雇用制度
例えばバイトから正社員へのステップは、その安定を求めて
頑張るモチベーションに繋がっているということ。

戦後の日本が急成長したのは、この終身雇用制度を企業が掲げて、
労働者に「安心して働きなさい!」と啓発してやったことが
非常に大きな助けとなったと、私の師匠も説明していました。

そして欲求は更に次の段階へ進みます。

それが、【愛情(社会性)欲求】
自分自身の生活が確立され、自分が満たされると、次は周りの人。
そう、「なかま」が欲しくなるのです。

これは、昨日の記事で紹介した
【ホーソン工場の実験】でも明らかになったことですよね。

 

 

集団に属したりすることで、「なかまのために頑張りたい」
「一緒に頑張るなかまが欲しい」といった欲求が生まれるということです。

ご飯のため、安定のため、仲間のため・・・
それらが満たされて初めて生まれるのが【尊敬の欲求】です。

名称のとおり、誰かに「尊敬されたい」、「認められたい」
という欲求をモチベーションに頑張る。
バイトが、正社員となり、チームに配属され、さらにそこでマネジャーと昇格する・・
必要とされている、尊敬されている喜びから、さらに頑張れる!というイメージ。

 

 

ここまで来ると人は、
ピラミッド型の頂上である【自己実現の欲求】へと進んでいくそう。
(自分の生活のために頑張り、さらに仲間や人のために頑張り、
そして最後はまた自分に返ってくる、というのが面白いところですよね)

自己実現とは、簡単にまとめると、
自分が掲げた目標を自分でクリアにできる喜びをモチベーションにできる、ということ。

例えば、最近実刑判決の出た堀江さんやソフトバンクの孫社長など、
イメージしやすいですよね。
自分自身で「できそうもないような目標」を掲げ、
それを達成するために、自分で自分をストレッチさせるということ。
それは決して、お金儲けだけのためではなく、
尊敬されたいから、という理由だけでもない。
その根本に、目指すべき姿と目標があることがポイントです。

 

 

このマズローの学説で、覚えておきたいポイントが2つあります。

 

1.人の欲求は5種類あるのではなく、「5段階に進んでいく」ということ

マズロー先生は、これら5つの欲求が並列に並んでいるのではなく、
下から5段階に進んでいくことを示し、下層の欲求でやる気になったり、
満足してしまうことは「未成熟」だと、ハッキリ説明しています。

 

 

つまり、「ギャラが良いから頑張れる」というのは、安全欲求までの話。
よく、たっぷり稼いでセミリタイアを目指したり、
とにかくギャラが良いからという理由で生産性の無い仕事を選ぶ人がいますが、
年収だけで仕事を選ぶと頑張れなくなるというのは、
それ以上、上の段階の欲求階層(尊敬や自己実現のレベル)
たどり着けなくなる可能性が大きいから。

マズローから言わせてみれば、これは未成熟である証拠なのです。

 

2.一度満たされた欲求は、それ以降はモチベーションにならない

上層へいけばいくほど高いレベルの欲求となっていることは、
皆さんにもご理解いただけたはず。
ここに見る2つ目のポイントは、一度その欲求が満たされれば、
もうそれ以下の要素はモチベーションにはならないということです。

先ほどの孫社長のお話もまさに同じ。
孫社長に「1億あげるからこれをやって」とお願いしても、気持ちが動くことはないはず。
それは金銭的な価値観の話ではなく、
「金銭的なモチベーション」がすでに働かなくなっているからではないでしょうか。

 以上2つのポイントから・・・
なぜこの「欲求階層説」を知っておく必要があるのか?

二日間の記事を通して得た、私なりの答えは、

私たちのキャリアの中で「夢の追い方」について、
アプローチの順序を知ることができるから。

・・・に尽きます。

マズローの理論を机上の空論で終わらすのではなく、
自分自身の生活にまで落とし込んでいけば、
「今やるべきこと」と「これから目指すべき姿」を
明らかにすることもできるはず。

そしてマズローが提唱しているように、
私たちが生きる上での、最終的な目標は「自己実現」を叶えること・・・
=つまりそれは、このピラミッドに登場する全ての欲求を満たすこと。

そうなるためには、
金銭や尊厳といったことをいつまでもモチベーションにするのではなく、
なりゆきに任せるわけでもなく、
「自分が本当にやりたいこと」となる「自己実現」を見据えた上で
第一歩を踏んでいかなければならないのではないでしょうか?

最後に、自分自身への質問です。
「自己実現をしている自分の姿」を、
具体的に思い浮かべることができているか?

最終的な姿をイメージしたうえでの一歩を踏んでいくためにも、
新しい一年を迎えようとしている今こそ!
自分にとっての自己実現とはなにか?
いったい何で自己実現をかなえようとしているのか?
見直すチャンスになるかも知れません。

長くなりましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。

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